• 広報戦略とは、全社戦略を具現化する手段であること
• JR東海広報が大切にする“伝える力”と“想像する力”

日本の大動脈・東海道新幹線と、東海地区の在来線等を運営するJR東海は、人々の日常生活に不可欠な公共交通インフラを運営する企業として、安全性と安定性を重要視している。これらを世の中に的確に伝え、信頼感を醸成し、社会に貢献する企業としてイメージしてもらうことを大切なテーマとしている。コロナ禍での赤字経営からの回復においても広報活動が重要な役割を担っており、その実例と広報活動において留意すべきポイントを広報部および経営企画部を経験した専務執行役員の木村氏からお話をいただいた。

東海旅客鉄道株式会社
専務執行役員
秘書部・監査部・広報部担当

木村 中氏

1992年4月、東海旅客鉄道㈱ に入社。2019年6月に総合企画本部経営管理部長就任後、2020年6月に同社執行役員総合企画本部副本部長、2022年6月に常務執行役員広報部長を経て、2023年6月より現職。